QOLってなんだ?

QOLってなんでしょう?

健康雑誌とか福祉関連のニュースなどでよく目にします。

QOLはquality of life(クオリティ オブ ライフ)の略です。「生活の質」と訳されていることが多いです。

「生活の質」ってなんだか漠然としていてよくわかりません。遅くまで残業してくたくたになって帰ってから発泡酒をグビッと・・・あぁ俺の生活、貧乏くさくて嫌だな。もっと良い暮しがしてみたい。

発泡酒に慣れるとたまに飲むビールの味が濃くてビックリしませんか?ちょっと咽ちゃったりしてね。えーと・・・そういうことじゃありません。

例えば足を怪我して歩くときに松葉杖が必要になったら不自由ですよね。電車に乗る時も満員電車はちょっと厳しいですし、階段を使うのも大変です。今までと比べると生活に不自由を感じると生活の質が低下します。こういうことをQOLの低下と表現しているのです。

簡単に言うと文化的に不自由なく暮せることが幸せ、そうではないと不幸せという判断です。松葉杖が必要だった人が自由に歩けるようになるとQOLが向上したといことになります。

嫁さんに出ていかれて今まで当たり前のように食べていた朝飯が食べられなくなった。俺のQOLもずいぶん低下したものだ・・・。

え~と生活の質という意味では低下してますね・・・。

心身ともに健康で痛みや苦痛がなく普通に暮している状態をQOLが高いと表現します。だから嫁さんがいなくなってもQOLは高い部類になりますね。

生きていても不自由な暮らしをしていたらあまり幸せじゃないですよね。QOLの向上(生活の質の向上)とはそんなことを言いたい訳です。

それじゃぁさ、どこかに行けばQOLを向上してくれるの?

え~と・・・病気や怪我で身体が不自由になってしまったらお医者さんやリハビリのお世話になるしかありません。医療機関もQOLを意識した治療をしているところが多いですよね。

でも一番はQOLを低下させないことです。

老化のこと、自分の身体のことを理解してきちんと対応することしかありません。

老化の進行を遅くして、老化による病気や怪我から守ることです。老化に逆らうことはできませんからスピードを遅くしましょう。

それには食生活や運動する習慣、ストレスなどを考えなければなりません。生活習慣の見直しです。それからスピリチュアル。

スピリチュアル?!

英語で直訳すると霊的とかちょとオカルト的な言葉になってしまいます。え?違いますよ。これは心とか精神のことです。

幸せな家族と暮しているとか、ポジティブな挑戦をしているとか、やりがい、生きがいを持っているとかそんな感じです。

こういった心とか精神的な部分は老化の進行を遅らせたり、若々しさを維持する為にはとても重要なのです!

このテーマは次回にしましょうね。

熟年サバイバル 勝ち残るのは誰?

人生が80年あるとしてあなたはどんな人生を過ごしたいと思いますか?

セカンドライフ・セカンドキャリアを考える時とても重要なキーワードでです。生きていくのにお金は必要です。日本は収入が無くても生活保護を受ければ文化的な最低限の生活は保障されます。               

でも、頑張って働いてきて最後が生活保護って・・・。                  

生活保護はできれば最後のオプションにとっておきたいものです。                       

シニアになったら仕事を選べないイメージがあります。清掃、タクシーの運転手、警備・・・肉体的にきつそうな仕事が浮んできます。これらの仕事は本来は若い人に向いている仕事ですよ。                                 

老人は知恵のなる木と呼ばれていました。経験と知識が昔は大切にされてきたのです。情報化社会になってだれでも簡単に知識が調べる時代になり、知識を持つより情報端末の操作の優れていることが評価されるようになりました。スマートフォンでちょっと調べれば誰でも雑学王になれちゃう世の中です。

創造性は老化しません。それからあなたが生きてきた経験はあなただけの貴重なものです。これはインターネットでは検索できない貴重な情報です。                        

あなたは20年でどれだけのことを成し遂げましたか?                             

FAX、ワープロの時代はたった20年位前のことです。だからこれからどんなに時代が変わってもきっと乗り越えられるはずです。大事なことはポジティブに受け入れること、好奇心をもって楽しむことです。                                   

あなたの経験があれば大丈夫です。あきらめないでチャレンジしましょう。

仕事がなければ食べていけないよ・・・

そうですね。でもそれって自分次第じゃありませんか?私の友人で会社を退職後に起業した人は何人もいます。みなさん素敵な人ですが、共通しているのは勤めていた会社を上手に使っていることです。例えば経費削減を逆手にとって業務をアウトソーシング。頼むほうも頼まれるほうも業務をよくわかっているから安心です。もちろん勤めていた時の信頼がなければ駄目ですけどね。取引先の顧問になって仕事の口利きをしている人もいます。売上げを伸ばして役員になった人だっています。

それからやりたかった事にチャレンジしてみるのも良いと思います。経済的は不安定かもしれませんが充実した毎日を過ごせます。20年もあるんですからたいていの事はプロなみにできるようになるはずです。

退職後の男性の定番は畑です。畑を耕してテレビを見て散歩して・・・だいたい3年位すると痴呆が始まります。こういう暮らしは間違いなく老化が進んでしまいます。                   

社会と関わってポジティブに人生を楽しんでいる人は若々しいと思いませんか?

これからの10年で日本の労働人口は約400万人減ると言われています。ポジティブでハツラツとした人にはビジネスチャンスはたくさんあるはず。

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アメリカでは62歳の下着のキャンペーガールがいるそうです。年齢なんて関係ありません。あなたがどういう人生を送りたいかです。人間は死ぬまで成長します。

さあ、あなたの人生、仕事をポジティブに考えてみませんか?

セカンドキャリアについて考えていますか?

セカンドキャリアという言葉をよく聞くようになりました。

え?転職の話しじゃないですよ。

求人サイトの広告記事じゃありませんからね。

日本人は寿命が伸びました。これはとてもハッピーなことです。ところが社会の仕組みが追いついていません。それが社会不安になってなんだか疑心暗鬼になっているのです。

多くの会社が60歳で定年です。役職定年はもっと早くてだいだい55歳位の会社が多いです。55歳になったら部長も課長も肩書きがなくなってしまいます。気がついたら昨日まで部下だった後輩が上司なんて笑えない話です。給与も段階式に下がっていくので本当に洒落になりません。

今の50代の人が就職した頃は終身雇用が当たり前。定年を迎える頃が給与のピークで退職金だってありました。就職活動の時だって生涯賃金を計算して会社を選んだ人も多いと思います。

この世代の人は本当に大変な時代を過ごしています。入社して直ぐにバブルが弾けました。FAXとワープロ全盛時代です。ポケベル、テレホンカードが普及したと思ったら携帯電話にパソコンそれからインターネットにEメールです。こっそりパソコン教室に通ってワード、エクセルを勉強した人も多いのではないでしょうか。

世の中変われば変わるもので終身雇用は過去のものになり、退職金もなくなり気がついたら定年60歳、年金需給は65歳!?

あれ、5年もどうしよう?

ライフプランもグダグダです。ゲームはルールがあるから楽しくプレイできるのにルールがこうも変わっちゃったら楽しいわけがない。俺の人生こんなはずじゃなかった・・・なんて嘆いても後の祭です。

激動の変化をなんとかこなして頑張ってきた結果がこれですよ。

熟年離婚と会社の肩たたきに怯える日々・・・。               200円のドトールコーヒーを飲みながらこっそり吸う煙草だけが楽しみ・・・あ~無情!!

酒でも飲もうと部下を誘えば断られ、昔の武勇伝を話す相手もいません。

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さあ、ここらでちょっと前向きになりましょうよ。

今を嘆いても未来は良くなりませんから。まずはどうしてこうなってしまったかを分析しましょう。

ITが普及すると企業のコストが格段に安くなりました。            わーいこれでじゃぶじゃぶ儲かるぞと思っていたら、世の中価格競争になっちゃった。コストが下れば価格が下る。その先にあるのは終わりのない薄利多売競争です.

既存のビジネスを安くして多く提供すれば成功する。これがビジネスの成功のキーワードだったのです。                     

ITと情報化社会がこれを可能にしちゃったのです。                               異業種からの新規参入が相次ぎどんどん薄利になってしまった。                        このままじゃマズイ!という危機感から異業種参入・MAが大流行。オーナー社長はどんどんいなくなり気がつけばサラリーマン社長ばかり。そうなるともうこの流れは加速します。場当たり的な利益でも出さないよりましとばかりにコスト削減、管理経営強化です。                       

これじゃ社員のみなさんに給料を還元できる訳がありません。だから高い給与を払うのは止めようってね。まあ資本主義だからそうなりますよ。だって会社が潰れちゃうんだもん。

だからちゃんと考えましょう、セカンドキャリア!!

人生80年とすると退職後の人生は20年もあります。               この20年であなたは何をしますか?

長くなりました・・・。続きはまた。

お腹のぜい肉は嫌いです

知らず知らずのうちについてしまうぜい肉・・・。

あ~昨日のポテチを食べなければ・・・あちらこちらでそんな悲鳴が聞えてきます。

昔はぜい肉なんかなかったのにね。

さてアラフォーになるとどうしてぜい肉がつくのでしょう?

美容雑誌などでは新陳代謝が悪くなるからとか色々な情報が流れています。

気がつくと健康食品の販売記事だったりしてがっかりなんてことありますよね。

ぜい肉と老化は密接な関係にあるのをご存知でしょうか?

まずは老化のメカニズムからお話しましょう。

人間の身体は20歳を過ぎた頃から細胞が減っていきます。

減り方は個人差がありますがだいたい1年で120gです。

120g×10年=1200g

10年で1.2Kgも細胞が減ることになります。

細胞が減れば体重も減るんでしょ?

いえ、違います!

細胞が減るとそのスペースに脂肪が入り込むのです。

そうこれがぜい肉の正体。

細胞が減れば当然、カロリーの消費も落ちますから贅肉は溜まりやすくなるので気がついたときにはお腹に浮き輪ができてしまうことになります。

これが中年太りの原因です。

細胞の減少は50歳を過ぎると加速します。

ちなみに75歳までに筋肉細胞の量は若い頃の半分になり、体脂肪率は倍になります。

筋肉細胞が減ると残った筋肉細胞が減った分をカバーしなければなりません。

カバーしきれないとヘルニアになったり、1人で歩けなくなったりとても大変な状況になってしまいます。

必要な筋肉までなくなってしまうので身体が支えられなくなってしまうのです。

どうしましょう?

まずは細胞が減るスピードを遅くしましょう。

それから残った細胞を鍛えて強くする。

この二つがとても良いです。

人間はトレーニングをすれば死ぬまで機能を上げることができます。

逆に使わなければどんどん細胞は減ってしまいます。

高齢者が1日ベットで寝てしまった場合、筋肉量の減少を補うにはなんと10日~2週間かかると言われています。

まずはウォーキング、それから筋肉トレーニングです。

身体を動かす習慣がとても大事なんですね。%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0

筋肉細胞を減らさないように、それから残った筋肉細胞を太く強くする。

食事は控えめにしましょう。筋肉細胞が減っているのですからエネルギーの消費も少ないのです。20歳の頃と同じように食べていたらたちまち太ってしまいますからね。