前回はQOLの話しでした。老化は避けられないのでどうしても身体が弱ってきます。足が弱ると歩くのが不自由になります。これはとても不便なことです。健康関連の情報誌などを読むと散歩をしなさいと書かれています。歩けば自然と足腰の筋肉を維持できるという訳です。でも、毎日30分散歩するのって面倒くさいですよね。どうせ死ぬならだらだらしてすごしたいなぁ・・・そう思う人は間違いなく寿命を縮めてしまいます。前にも書きましたが使わなければ筋肉・肉体は衰えるからです。衰えるというのはその細胞が減ることです。だから元に戻すのがすごく大変です。脳がそこはもう使わないよと判断してしまうと細胞はどんどん減ってしまうのです。
解決方法は、脳を騙すことです。加圧トレーニングも脳を騙している例です。脳が勘違いする事で筋肉がつくスピードを速めることができるのです。脳が筋肉を増やすという指示をだすとある種のホルモンが分泌されます。このホルモンが細胞に作用して筋肉が増えるという仕組みです。同じように老化も脳を騙せばスピードを遅くする事ができます。
自分は若いと思っている人と、そうでない人は見た目の老け方が違います。芸能人が年よりも若く見えるのは、いつも人に見られているからです。鏡を見ることも普通の人より多いですし、なにより綺麗でいるための努力を惜しみません。「私は若くて綺麗よ」そう思うとそうなるのが脳の不思議です。
年をとると耳が不自由になる。そう思っている人は数年後にほとんどの人が不自由になってしまうそうです。これはアメリカで60歳以上のの人を実祭に追跡調査したデータです。
うーん・・・自己暗示?!
「もう年だから・・・」は禁物ですね。
老化は誰もが避けることはできません。でも老化のスピードを遅くすることはできるのです。
まずは自分が若いと思うことから始めてみませんか?