熟年サバイバル 勝ち残るのは誰?

人生が80年あるとしてあなたはどんな人生を過ごしたいと思いますか?

セカンドライフ・セカンドキャリアを考える時とても重要なキーワードでです。生きていくのにお金は必要です。日本は収入が無くても生活保護を受ければ文化的な最低限の生活は保障されます。               

でも、頑張って働いてきて最後が生活保護って・・・。                  

生活保護はできれば最後のオプションにとっておきたいものです。                       

シニアになったら仕事を選べないイメージがあります。清掃、タクシーの運転手、警備・・・肉体的にきつそうな仕事が浮んできます。これらの仕事は本来は若い人に向いている仕事ですよ。                                 

老人は知恵のなる木と呼ばれていました。経験と知識が昔は大切にされてきたのです。情報化社会になってだれでも簡単に知識が調べる時代になり、知識を持つより情報端末の操作の優れていることが評価されるようになりました。スマートフォンでちょっと調べれば誰でも雑学王になれちゃう世の中です。

創造性は老化しません。それからあなたが生きてきた経験はあなただけの貴重なものです。これはインターネットでは検索できない貴重な情報です。                        

あなたは20年でどれだけのことを成し遂げましたか?                             

FAX、ワープロの時代はたった20年位前のことです。だからこれからどんなに時代が変わってもきっと乗り越えられるはずです。大事なことはポジティブに受け入れること、好奇心をもって楽しむことです。                                   

あなたの経験があれば大丈夫です。あきらめないでチャレンジしましょう。

仕事がなければ食べていけないよ・・・

そうですね。でもそれって自分次第じゃありませんか?私の友人で会社を退職後に起業した人は何人もいます。みなさん素敵な人ですが、共通しているのは勤めていた会社を上手に使っていることです。例えば経費削減を逆手にとって業務をアウトソーシング。頼むほうも頼まれるほうも業務をよくわかっているから安心です。もちろん勤めていた時の信頼がなければ駄目ですけどね。取引先の顧問になって仕事の口利きをしている人もいます。売上げを伸ばして役員になった人だっています。

それからやりたかった事にチャレンジしてみるのも良いと思います。経済的は不安定かもしれませんが充実した毎日を過ごせます。20年もあるんですからたいていの事はプロなみにできるようになるはずです。

退職後の男性の定番は畑です。畑を耕してテレビを見て散歩して・・・だいたい3年位すると痴呆が始まります。こういう暮らしは間違いなく老化が進んでしまいます。                   

社会と関わってポジティブに人生を楽しんでいる人は若々しいと思いませんか?

これからの10年で日本の労働人口は約400万人減ると言われています。ポジティブでハツラツとした人にはビジネスチャンスはたくさんあるはず。

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アメリカでは62歳の下着のキャンペーガールがいるそうです。年齢なんて関係ありません。あなたがどういう人生を送りたいかです。人間は死ぬまで成長します。

さあ、あなたの人生、仕事をポジティブに考えてみませんか?

投稿者:

大場 政則

大場政則 埼玉県出身。南カリフォルニア大学ジェロントロジー学科修業。 株式会社マーサンオフィス代表取締役、ジェロントロジスト。 イベント、セールスプロモーション、人材派遣等を20年手がけている。 高齢化社会に関する講演・セミナーを行なっている。 情報誌「おんりーわん」でコラム(エイジングと上手につきあう)を連載中。

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